ミントの作り方 - 葉脈もリアルに!
 
 
ミントの作り方 - 葉脈もリアルに!
材料  作り方  実物の写真

ミントのグリーンがアクセントに!

ミントはデザートに添えるだけで作品がぐっと素敵になるのでとっても重宝するトッピングパーツです。ミントの葉は丸っこい葉、細長い葉、先端がとがった葉など種類によっていろいろな形があります。
材料と道具
  • グレイス
  • アクリル絵の具 (黄色、緑)
  • アルミホイル、錐 (キリ)
    ※グレイスの代わりにグレイスカラーのイエローとグリーンを混色して使ってもよい
※ミント作りには、弾力性があり折れにくいだけでなく乾燥が遅くて慌てず作業ができるグレイスが適しています。
分量
ミント1つの分量として制作が慣れないうちは少し多めの1cm玉を着色しておくと安心です。1、2枚葉の成形に失敗して粘土が足りなくなると新たに粘土を追加して着色し直さなければなりませんが、このとき同じ色に着色するのが難しく葉によって色が変わってしまう恐れがあるからです。
  • 大きい葉 6mm玉×2個 ( カラースケール C)
  • 小さい葉 4mm玉×2個 (カラースケールA)
  • その他 2mm玉×1個

作り方

ここでは細長い葉のミントを作ります。

大小各2枚の葉 (計4枚) を作る

① 1cm玉のグレイスをアクリル絵の具 (黄色+緑) で着色し、よく練る<br/>※乾くと色が濃くなるので薄めに着色する
① 1cm玉のグレイスをアクリル絵の具 (黄色+緑) で着色し、よく練る
※乾くと色が濃くなるので薄めに着色する
② 葉1個分の粘土を取り、残りは乾燥しないようにラップでくるんでおく
② 葉1個分の粘土を取り、残りは乾燥しないようにラップでくるんでおく
➂ 写真のような形にする<br/>※細長い葉を作りたいときは葉の部分を長めに成形する
➂ 写真のような形にする
※細長い葉を作りたいときは葉の部分を長めに成形する
④ 葉の部分をクシャクシャにしたアルミホイルで挟み、押さえてシワ (葉脈) をつける<br/>※葉柄の部分を除く
④ 葉の部分をクシャクシャにしたアルミホイルで挟み、押さえてシワ (葉脈) をつける
※葉柄の部分を除く
⑤ 葉脈がついた状態
⑤ 葉脈がついた状態
⑥ 錐 (キリ) など先端が細い道具で葉の縁をギザギザにする
⑥ 錐 (キリ) など先端が細い道具で葉の縁をギザギザにする
⑦ 破れないように注意しながら葉をアルミホイルからはがす
⑦ 破れないように注意しながら葉をアルミホイルからはがす
⑧ 葉を裏返し、葉の真ん中に何か細い物で線の押し型を1本付ける<br/>※写真は針金を輪にしたものを使用
⑧ 葉を裏返し、葉の真ん中に何か細い物で線の押し型を1本付ける
※写真は針金を輪にしたものを使用
⑨ 葉柄の部分を机の縁でクルクル回し細長く整える
⑨ 葉柄の部分を机の縁でクルクル回し細長く整える
葉柄が細長くなった状態
葉柄が細長くなった状態
⑩ 葉を机の縁に置いて葉柄を後ろ方向に曲げる
⑩ 葉を机の縁に置いて葉柄を後ろ方向に曲げる
⑪ 同じ手順で大2枚、小2枚の合計4枚の葉を作る
⑪ 同じ手順で大2枚、小2枚の合計4枚の葉を作る
ポイント
  1. 葉を4枚作っている間、完成した葉はラップでくるまずそのまま机の縁に置いておきます。葉柄部分を曲げた状態で少し乾燥させることで、後の工程⑮、⑯で折れにくくなります。

4枚の葉を1つにまとめる

⑫ 2mm玉を人差し指で転がし細長い棒状にする<br/>※長さは適当でよく1.5cmほどで十分
⑫ 2mm玉を人差し指で転がし細長い棒状にする
※長さは適当でよく1.5cmほどで十分
⑬ 小さい葉2枚は、付け根の部分を親指と人差し指でつまんで立体的にする<br/>※大きい葉はしない
⑬ 小さい葉2枚は、付け根の部分を親指と人差し指でつまんで立体的にする
※大きい葉はしない
  1. 工程⑬、⑭は作りたい葉のイメージに合わせて程度を調整して下さい

⑭ 小さい葉の葉先を反らす
⑭ 小さい葉の葉先を反らす
⑮ 工程⑫で棒状にした粘土に小さい葉の葉柄部分をくっつける見えるようにする
⑮ 工程⑫で棒状にした粘土に小さい葉の葉柄部分をくっつける見えるようにする
ポイント
  • 2枚の葉が向かい合うように取り付ける
  • 棒状粘土⑫の先端がわずかに葉と葉の間からのぞくようにする (新しい葉が出ているように)

⑯ ⑮に対して垂直方向に大きな葉2枚をつける<br/>※大きな葉は小さな葉より若干低い位置につける
⑯ ⑮に対して垂直方向に大きな葉2枚をつける
※大きな葉は小さな葉より若干低い位置につける
⑰ 葉柄の部分は隠すようにトッピングする<br/>※葉柄の長さはトッピング状況に合わあせて適度にカットする
⑰ 葉柄の部分は隠すようにトッピングする
※葉柄の長さはトッピング状況に合わあせて適度にカットする

葉柄の接続部分がきれいではありませんが、他のトッピングパーツで隠れるようにうまくごまかしてトッピングすればよいです。もし、接続部分を隠したい場合は最後に薄く広げた粘土を巻いて包み隠すこともできます。その部分がさらに太くなってしまいますが…。

1日おいて完全に乾かすと完成です。

実物を観察しよう!

↓ 以下は本物の写真です。クリックで拡大表示されます。参考にしてみて下さいね!
葉が丸いミント
葉が丸いミント
葉が細長いミント
葉が細長いミント
細長く葉先がとがったミント
細長く葉先がとがったミント
作り方
< 5 6
トッピングパーツ
 
ケーキピックの作り方
ケーキにケーキピックを添えると作品の完成度がぐ~んとアップします!本物のケーキピックを使用しても自作のものを使用してもOKです。ここでは簡単な作り方をご紹介します。ケ..
種がある面の塗り方
 
イチゴの作り方(着色1)
前回成形したイチゴにタミヤアクリルカラー(クリヤーレッド)を着色していきます。化粧用パフで着色すると筆跡が付かずきれいに塗れますが、凹み部分には色が付かず少し面倒です。私..
断面の塗り方
 
イチゴの作り方(着色2)
断面を塗る前に種が付いている方の面を塗っておきましょう。イチゴの断面は化粧用パフを使って着色するので必ず使い捨て手袋をはめて作業して下さい。きれいに塗るコツは、タミヤアク..
薄く塗ろう!
 
くるみの作り方(着色)
片面しか成形していないパーツでも裏表とも着色しておきましょう。クルミの色は茶色っぽいものや黄土色っぽいもの、こげ茶色っぽいものなど個体差があります。→ くるみの成形方法..
割れたくるみパーツ
 
半割くるみの作り方(成形)
まるごとくるみがトッピングパーツとして大きすぎるときは、それを半分にカットして半割くるみとして使うのも手です!トッピングのバリエーションが増えますよ~。→ まるごとくる..
タルト台の生地について
 
タルトを作る前に
皆さん、タルト生地と言えばアクリル絵の具の黄土色で着色した軽量粘土や樹脂粘土を使って作られることが多いのですが、軽量粘土や樹脂粘土に木粉粘土を混ぜたもので作られることもあ..
おもて面(後編)
 
くるみの作り方(成形2)
前の記事でおおまかな形を作ったのでここでは細かい部分を整えていきます。ただし、説明用写真を撮影しながら作業していると粘土が乾燥してしまうため、ここからの作業工程は完成品を..
おもて面(前編)
 
くるみの作り方(成形1)
くるみの裏と表は形状が違います。ここではおもて面(複雑な形の方)の作り方を紹介します。くるみは作るのが結構難しいパーツなので、まず原型物を作って型取り材で型を取っておくと..
葉脈もリアルに!
 
ミントの作り方
ミントはデザートに添えるだけで作品がぐっと素敵になるのでとっても重宝するトッピングパーツです。ミントの葉は丸っこい葉、細長い葉、先端がとがった葉など種類によっていろいろな..
接着剤のキャラメルソース
 
キャラメルナッツタルトの作り方
ナッツをふんだんに盛りつけた豪華なタルト!くるみ、カシューナッツ、アーモンド、ピスタチオ、ドライクランベリーにキャラメルソースをかけました。キャラメルソ..
< 5 6