イチゴの作り方(着色1) - 種がある面の塗り方
 
 
イチゴの作り方(着色1) - 種がある面の塗り方
着色方法  実物の写真

色を薄く重ね付けしていく

まるごとイチゴはつまようじや竹串を刺したまま着色
まるごとイチゴはつまようじや竹串を刺したまま着色
前回成形したイチゴにタミヤアクリルカラー (クリヤーレッド)を着色していきます。化粧用パフで着色すると筆跡が付かずきれいに塗れますが、凹み部分には色が付かず少し面倒です。私は手軽に着色したいので筆を使っています。皆さんはお好みでどうぞ!苦手な種の着色はいつかできるようになってから記事にしようと思います。

→ イチゴの成形方法
準備物
→ 準備物
材料 / 道具
  • タミヤアクリルカラー (クリヤーレッド) 、専用の溶剤(X-20A)
    ※溶剤は塗料を薄めるのに使用するがなければ水で代用する
  • 筆、筆洗い、つまようじ、パレット
  • ツヤ出しニス、平筆
タミヤカラーなどの塗料を使うときは、パレットとしてペットボトルやサプリメントのキャップを使い、塗料の溶剤はしょゆさしに入れておくと便利ですよ。また、アクリルカラー使用の場合は、水を入れた筆洗い容器も準備しておき、作業中いつでもすぐに筆を浸けられるようにしておくと、筆が塗料で固まってしまうことを防げます。ただし、エナメルカラー使用の場合はエナメルカラー専用の溶剤で筆を洗わなければならないので注意して下さいね!

着色方法

ここではカットイチゴを使って着色の方法を説明しているのでペットボトルにイチゴを固定して作業しています (→ 固定方法)
まるごとイチゴの場合はつまようじを持ち手にして 着色すればよいです。色の塗り方はどちらも同じで、いちごの先端からヘタ側に向かってだんだん薄くグラデーションになるように着色して下さい。

① 塗料をつまようじで数滴入れた後に専用の溶剤を加えて薄める
① 塗料をつまようじで数滴入れた後に専用の溶剤を加えて薄める
② 先っぽからヘタの方に向かって、小さめの筆でイチゴの凹部分も含めチョンチョンとたたくように塗っていく
② 先っぽからヘタの方に向かって、小さめの筆でイチゴの凹部分も含めチョンチョンとたたくように塗っていく
  • 色が濃い過ぎたり塗料がドロッとして塗りにくいときは溶剤で薄めて下さい
  • 薄く塗るべきところに塗料が濃く付きすぎるのを防ぐため、毎回先端からヘタ部分に向かって塗っていきます

➂ 凹部分に塗料が溜まりすぎた場合は
➂ 凹部分に塗料が溜まりすぎた場合は
ティッシュオフして筆についた余分な塗料を取ってから
ティッシュオフして筆についた余分な塗料を取ってから
筆で掻き出して取り除いておく
筆で掻き出して取り除いておく
④ 溶剤を足しながらヘタ部分は特に薄めに着色していくが、ヘタ付近の白い部分は着色せず残す<br/> (1回目)
④ 溶剤を足しながらヘタ部分は特に薄めに着色していくが、ヘタ付近の白い部分は着色せず残す
(1回目)
クリヤーレッドを足して、下から1/3の位置あたりまで重ね塗りする<br/> (2回目)
クリヤーレッドを足して、下から1/3の位置あたりまで重ね塗りする
(2回目)
クリヤーレッドを足して、半分くらいの位置まで重ね塗り (3回目) をし、最後に先端付近だけ重ね塗り (4回目) する
クリヤーレッドを足して、半分くらいの位置まで重ね塗り (3回目) をし、最後に先端付近だけ重ね塗り (4回目) する
きれいなグラデーションになりました!
きれいなグラデーションになりました!
きれいに塗るコツは溶剤の使い方だと思います。溶剤で塗料を薄めることで薄く塗れるだけでなく塗料がサラサラになり塗りやすくなりますよ。また、凹部分に塗料が溜まったら取り除くことも重要です。

まるごとイチゴの場合は、塗料が乾燥してからツヤ出しニスを塗って完成です。カットイチゴの場合は次に断面を着色し、最後にニスを塗ります。
→ 断面の着色方法

実物を観察しよう!

↓ 以下は本物の写真です。クリックで拡大表示されます。制作の参考にしてみて下さいね!
作り方
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