くるみの作り方(成形2) - おもて面(後編)
 
 
くるみの作り方(成形2) - おもて面(後編)
上部の成形  下部の成形  実物の写真

くるみの形を整えてリアルに近づける

前の記事でおおまかな形を作ったのでここでは細かい部分を整えていきます。ただし、説明用写真を撮影しながら作業していると粘土が乾燥してしまうため、ここからの作業工程は完成品を使って説明していきます。
→ 前工程を確認する

上部の成形

上側を整えます。
<span class=c2>見本</span><br/>羽の向きがほぼ上向き<br/><a href=#表 class=url >→ 参考写真</a>
見本
羽の向きがほぼ上向き
→ 参考写真
細工棒を寝かした状態で矢印の方向に動かして羽の先端がほぼ上向きになるようにする
細工棒を寝かした状態で矢印の方向に動かして羽の先端がほぼ上向きになるようにする
<span class=c2>見本</span><br/>折り返し部分の形状
見本
折り返し部分の形状
コップ形になるように整える
コップ形になるように整える
<span class=c2>見本</span><br/>折り返し部分にもひだがある
見本
折り返し部分にもひだがある
折り返し部分に細工棒を押し当ててひだを作り波形にする
折り返し部分に細工棒を押し当ててひだを作り波形にする
<span class=c2>見本</span><br/>羽先に向かってすぼんでいる
見本
羽先に向かってすぼんでいる
細工棒を押し当ててひだをつけながら斜めになるように整える
細工棒を押し当ててひだをつけながら斜めになるように整える
<span class=c2>見本</span><br/>折り返し部分の左右内側にはくぼみがある<br/><a href=#斜め横 class=url >→ 参考写真</a>
見本
折り返し部分の左右内側にはくぼみがある
→ 参考写真
先端の丸いもので側面のくぼみを整える
先端の丸いもので側面のくぼみを整える
  1. ここでくぼみを深く作り過ぎると、モールドで複製を作るときにきれいな複製パーツを作るのが難しくなるので注意して下さい。粘土をモールドから外そうとしたとき (離型時) にひっかかる原因になります。

下部の成形

下側を整えていきます。
<span class=c2>見本</span><br/>羽はすぼみ、お尻より突き出ている
見本
羽はすぼみ、お尻より突き出ている
<span class=c2>見本</span><br/>3本のラインは平行
見本
3本のラインは平行
<span class=c2>見本</span><br/>とがったセンターラインがお尻まで続いている<br/><a href=#真下 class=url >→ 参考写真</a>
見本
とがったセンターラインがお尻まで続いている
→ 参考写真
鶴首ピンセットなどの道具を使ってセンターラインをとがらせシャープにする
鶴首ピンセットなどの道具を使ってセンターラインをとがらせシャープにする

<span class=c2>見本</span><br/>1~3個のコブがある
見本
1~3個のコブがある
バランスを見ながら小さく丸めた粘土でコブを付けなじませる<br/>※接着面に指で水塗って付ける
バランスを見ながら小さく丸めた粘土でコブを付けなじませる
※接着面に指で水塗って付ける
最後にひだ部分も含めて見た目にモコモコした感じになるように全体を整え完成!

くるみの着色方法

実物を観察しよう!

↓ 以下は本物の写真です。クリックで拡大表示されます。参考にしてみて下さいね!
表<a name=斜め横 class=ne></a>
斜め横<a name=真下 class=ne></a>
斜め横
真下<a name=斜め下 class=ne></a>
真下
斜め下
斜め下
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