ドライクランベリーの作り方3 - 成形方法
 
 
ドライクランベリーの作り方3 - 成形方法
成形方法  実物の写真

形に変化をつけよう!

暗めのドライクランベリー
暗めのドライクランベリー
クランベリーの色味や明るさは着色方法によって変えることができますが、形の作り方、シワの付け方はすべて共通です。ここでは、形の作り方やシワの付け方を紹介します。
準備物
  • アルミホイル、ラップ

成形方法

すけるくん1.7cm玉 (計量スプーン小1/2)で6個のドライクランベリーが作れます。すけるくんは乾燥後の収縮率が大きいので大きめに作りましょう。着色にタミヤカラーのような塗料を使用している場合はポリエチレンの使い捨て手袋をはめて作業して下さい。
→ 実物写真を見る
→ すけるくんの練り方

すけるくんを着色する → 着色方法
② 着色したすけるくんをすりつぶすようにして練る<br/>※粘土内の小さな空気を出しきることで乾燥後の透明度が上がる
② 着色したすけるくんをすりつぶすようにして練る
※粘土内の小さな空気を出しきることで乾燥後の透明度が上がる
➂ 粘土を6分割し、1個を除いて残りは乾燥しないようにラップにくるんでおく
➂ 粘土を6分割し、1個を除いて残りは乾燥しないようにラップにくるんでおく

④ アルミホイルをしわくちゃにする
※シワは大き目の方がリアルな質感が付けられる

ここからは作りたい形に応じて成形方法を変えます。4パターンあるので形に変化をつけましょう。
パターン1
⑤ 丸めたドライクランベリー1個分の粘土を、アルミホイルではさんでつぶす
⑤ 丸めたドライクランベリー1個分の粘土を、アルミホイルではさんでつぶす
⑥ 裏表に大き目のシワがつく
⑥ 裏表に大き目のシワがつく
⑦ シワがきれいに出ていない方を上に向け、円すい形にしたアルミホイルの先端を使って縁を立たせる
⑦ シワがきれいに出ていない方を上に向け、円すい形にしたアルミホイルの先端を使って縁を立たせる
⑧ サイコロの4の目の配列のように内側を4か所突き刺して凹みをつける
⑧ サイコロの4の目の配列のように内側を4か所突き刺して凹みをつける
完成<br/>※写真はクランベリーの内側でこの面を見せてトッピングする
完成
※写真はクランベリーの内側でこの面を見せてトッピングする
パターン2
⑤ ドライクランベリー1個分の粘土をつぶす
⑤ ドライクランベリー1個分の粘土をつぶす
⑥
⑦ クランベリーの一部の縁だけ4ヶ所つぶして薄くする
⑦ クランベリーの一部の縁だけ4ヶ所つぶして薄くする
⑧ 薄くなった縁を裏側に軽く折ってひし形にような形にして完成<br/>※写真は裏から見たところでトッピングの際は見えない
⑧ 薄くなった縁を裏側に軽く折ってひし形にような形にして完成
※写真は裏から見たところでトッピングの際は見えない
おもて面<br/>※写真はクランベリーの外側でこの面を見せてトッピングする
おもて面
※写真はクランベリーの外側でこの面を見せてトッピングする
パターン3
⑤ ドライクランベリー1個分の粘土をつぶす
⑤ ドライクランベリー1個分の粘土をつぶす
⑥
⑦ クランベリーの一部の縁だけをすりつぶす
⑦ クランベリーの一部の縁だけをすりつぶす
⑧ ここで完成にするか、または⑥ですりつぶして薄くなった縁を
⑧ ここで完成にするか、または⑥ですりつぶして薄くなった縁を
裏側に軽く折り込んで完成<br/>※写真はクランベリーの外側でこの面を見せてトッピングする
裏側に軽く折り込んで完成
※写真はクランベリーの外側でこの面を見せてトッピングする
パターン4
⑤ ドライクランベリー1個分の粘土をつぶす
⑤ ドライクランベリー1個分の粘土をつぶす
⑥
⑦ アルミホイルで粘土をはさんで全体を軽くつぶす
⑦ アルミホイルで粘土をはさんで全体を軽くつぶす
⑧ 円すい形にしたアルミホイルの底面で部分的に押さえて高低差のあるシワをつけた後、縁をパターン3と同様につぶして裏側に軽く折り込んで完成
⑧ 円すい形にしたアルミホイルの底面で部分的に押さえて高低差のあるシワをつけた後、縁をパターン3と同様につぶして裏側に軽く折り込んで完成
⑨ いろいろな形のクランベリーができました!
⑨ いろいろな形のクランベリーができました!
  1. 上の写真の6個のうち、左下2つがクランベリーの内側を、残り4つが外側を表現していて、この向きのとおりにトッピングします。6個作っている間に乾燥が進み、色が濃くなっています。


⑩ 1週間以上乾燥させる

乾燥後、表面に塗料を塗るかニスのみ塗るかは着色方法によります。
→ 着色方法

実物を観察しよう!

↓ 以下は本物の写真です。クリックで拡大表示されます。参考にしてみて下さいね!
内側 (カット面)
内側 (カット面)
内側 (カット面)
内側 (カット面)
外側
外側
作り方
1 2
成形方法
 
ドライクランベリーの作り方3
クランベリーの色味や明るさは着色方法によって変えることができますが、形の作り方、シワの付け方はすべて共通です。ここでは、形の作り方やシワの付け方を紹介します。..
着色方法
 
ドライクランベリーの作り方2
→ ドライクランベリーの作り方1すけるくん1.7cm玉(計量スプーン小1/2)で6個のドライクランベリーが作れます。① すけるくん1.7cm玉に次の2色を混ぜて色が均..
作る前の予備知識
 
ドライクランベリーの作り方1
ナッツ類ををトッピングするとき、挿し色として使いたいドライクランベリー。透明感を出すためにすけるくんとクリアカラーを使って作りますが、作品によって色味や明るさを変えて作っ..
割れたくるみパーツ
 
半割くるみの作り方(成形)
まるごとくるみがトッピングパーツとして大きすぎるときは、それを半分にカットして半割くるみとして使うのも手です!トッピングのバリエーションが増えますよ~。→ まるごとくる..
薄く塗ろう!
 
くるみの作り方(着色)
片面しか成形していないパーツでも裏表とも着色しておきましょう。クルミの色は茶色っぽいものや黄土色っぽいもの、こげ茶色っぽいものなど個体差があります。→ くるみの成形方法..
おもて面(後編)
 
くるみの作り方(成形2)
前の記事でおおまかな形を作ったのでここでは細かい部分を整えていきます。ただし、説明用写真を撮影しながら作業していると粘土が乾燥してしまうため、ここからの作業工程は完成品を..
おもて面(前編)
 
くるみの作り方(成形1)
くるみの裏と表は形状が違います。ここではおもて面(複雑な形の方)の作り方を紹介します。くるみは作るのが結構難しいパーツなので、まず原型物を作って型取り材で型を取っておくと..
成形と着色
 
ピスタチオの作り方
トッピングパーツとして使用すれば黄緑色がキレイなさし色になるピスタチオ。作り方はとっても簡単です。ここでは1.7cm玉(ピスタチオ4個分)の分量をまとめて着..
簡単に作れる!
 
カシューナッツの作り方
スイーツデコの堅果類で使われるカシューナッツ。制作には質感をつけやすいモデナやフリーリがおススメです。指でところどころ押さえて少しいびつに成形し、表面に軽くシワの質感をつ..
グレイスで作ろう!
 
スライスアーモンドの作り方
タルトやフロランタン(플로랑탱)、ケーキなどによくトッピングされるスライスアーモンド。作り方はとっても簡単です!ここでは、モデナよりカッ..
1 2