焼き色の付け方 - 基本
 
 
焼き色の付け方 - 基本
道具と絵の具  着色方法

薄く何度も重ね付けして焼き色をつけよう!

ドーナツやクッキー、アイスのコーンなどの焼き菓子やパン。それらをよりリアルに美味しそうに見せるには、香ばしさを感じる焼き色に色づけするのがポイントです!

ドーナツ <br/>※ジェリードーナツ (一番奥) の作り方は作家<a href=article.php?contentsno=150&lang=ja#のん class=url target=_blank >のん <span class=badurl></span></a>さんの<a href=article.php?contentsno=240&lang=ja#ジェリードーナツ class=url target=_blank >動画 <span class=badurl></span></a>参照
ドーナツ 
※ジェリードーナツ (一番奥) の作り方は作家のん さんの動画 参照

道具と絵の具

焼き色を付けるための道具にはファンデーション用スポンジ (パフ) やアイシャドウ用チップ、美術用の筆などがあり、用途で使い分けても使いやすいものを使ってもよいのですが、ここではもっともよく使用されるファンデーション用スポンジでの着色方法を紹介します!

絵の具は通常、アクリル絵の具の黄土色 (イエローオーカー) 、茶色 (バーントシェンナ) 、こげ茶 (バーントアンバー) がよく使用され、明るい色から暗い色の順 (1 黄土色 → 2 茶色 → 3 こげ茶) で重ね付けしていきます。このとき、前の色に次の色を足して混ぜた色を重ねていってもよいし、単色で重ねていってもよいです。

プロスアクリックス
プロスアクリックス
リキテックス (ソフトタイプ)
リキテックス (ソフトタイプ)
一般的なアクリル絵の具は粘度が高いので水で溶いてからでないときれいに着色できませんが、リキテックスのソフトタイプやパジコのプロスアクリックスのように粘度が低くサラサラした絵の具の場合は水で溶かずそのまま使用することも可能です (下の動画参照) 。ただし、筆や化粧用パフについた余分な絵の具と水分をティッシュオフしてから着色する点は、この2つの商品に限らず全ての絵の具に共通です。

着色方法

ここではクッキーを例に焼き色の着色方法を紹介していますが、パンやアイスのコーンなどもやり方は同じです。焼き色はモチーフの凸部分につけるようにすると自然に仕上がります。

焼き色を塗る方法

日本のスイーツデコ作家カンカラチケット さんのYouTube動画です。
出処::CANDY COLOR TICKET ex
以下は日本のスイーツデコ作家永高真寿美 さんのブログ exより許可を得て転載しています。

1.黄土色 (イエローオーカー)

1.パフに色をとります
黄土色を水で溶き
黄土色を水で溶き
パフに黄土色の絵の具を付ける
パフに黄土色の絵の具を付ける
2.絵の具をティッシュオフします
パフをティッシュにポンポンポンとたたいていって、余分な水分と絵の具を取り除く
パフをティッシュにポンポンポンとたたいていって、余分な水分と絵の具を取り除く
最後の方はスポンジをティッシュに押し付けなければ色が付かないくらいに!
最後の方はスポンジをティッシュに押し付けなければ色が付かないくらいに!
3.焼き色をつけます
クッキーの角の部分だけに焼き色を付けていく<br/><span class=c2>※触れただけでは色が付かないのでパフに力を入れて色づけ</span>
クッキーの角の部分だけに焼き色を付けていく
※触れただけでは色が付かないのでパフに力を入れて色づけ
裏も同様に色づけ
裏も同様に色づけ
表面の外から内側に向けグラデーションになるようトントンたたいていく<br/><span class=c2>※ほとんど色付かない常態のパフで</span>
表面の外から内側に向けグラデーションになるようトントンたたいていく
※ほとんど色付かない常態のパフで
側面の凸部分にも少し色を入れる
側面の凸部分にも少し色を入れる

2.茶色 (バーントシェンナ)

茶色の絵の具に水を含ませ、クッキーの角の部分にだけ薄く重ねづけします

3.こげ茶 (バーントアンバー)

こげ茶色の絵の具に水を含ませ、クッキーの角の部分にだけ薄く重ねづけします
※こげ茶は付け過ぎると苦い印象になるので注意しよう!

4.完成!

こんがりと焼き色が付きました!
作り方
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基本      
 
焼き色の付け方
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