デジタルはかりの使い方 - ボタン表示と機能
 
 
デジタルはかりの使い方 - ボタン表示と機能
ボタン表示の説明  基本操作

デジタルはかり (電子はかり) の精度

写真のデジタルはかり (電子はかり) は中国製で価格は1,000円くらいです。小型で計量部分は一般的なサイズの紙コップを載せれるギリギリの大きさ (5.5cm×5cm) ですが、よほど大きなレジン作品を作るのでないのならこれでも十分使えます。(※注意:本記事で使用している紙コップは一般的なサイズではなく小型のもの)

精度は0.1gでもよいですし、なければ1gのものでもかまいません。ただし、ごく少量のレジンを扱う場合にはわずかの誤差でも硬化不良を起こすので、これから購入するのなら精度が0.01gのものをおすすめします!私は精度が0.01gのものを使用しているので硬化不良を起こしたことがありません。

参考までにこれは次のような仕様です。
  1. 全体サイズ: 6cm×11.5cm
  2. 精度: 0.01g単位
  3. 最大計量: 500g

ボタン表示の説明

  1. ON・OFF・・・電源
  2. PCS (ピース) ・・・PCSは「Pieces」の略
  3. UNITS (ユニット) ・・・重さの単位を変更
  4. TARE (テア) ・・・容器の重量のこと。容器の重さが差し引かれ表示がゼロになる
  5. LIGHT (ライト) ・・・液晶部分の照明のON・OFF
 

基本操作方法

このデジタルはかりは、電源を入れてもすぐには起動しません。ゼロ表示があらわれてから使用しましょう!
1.電源ON
1.電源ON
2.起動中
2.起動中
3.ゼロ (0.00g)
3.ゼロ (0.00g)
初期設定 (質量単位)
まずは電源を入れて単位がグラム (g) に設定されているか確認します。質量単位の変更は「UNITS (ユニット) ボタン」を押すごとに 「g (グラム) 」→「tl (テール) 」→「ct (カラット) 」→「oz (オンス) 」 と切り替わります。一度設定すると電源を切っても記憶されているので次回使用時に再設定は必要ありません。
  1. ※tl (テール) は中国で使われている質量単位 (両)
  2. ※ct (カラット) はダイヤモンドなど宝石の質量単位
  3. ※oz (オンス) はアメリカで使われている質量単位

基本操作

ある物質の重さを量るとき、容器の重量をのぞいて計量できると非常に便利です。それを可能にしてくれる機能が「TARE (テア) 」です。このデジタルはかりには、容器の重量を差し引く方法が2とおりあります。

TARE (テア) を使う方法

<b>①電源を入れるとゼロ表示が出る</b>  (0.00g)
①電源を入れるとゼロ表示が出る  (0.00g)
<b>②容器を置くと容器の重量が出る</b>  (容器の重さ 1.61g)
②容器を置くと容器の重量が出る  (容器の重さ 1.61g)
<b>③TERAボタンを押す</b>
③TERAボタンを押す
<b>④容器の重さが差し引かれゼロ表示になる</b>  (0.00g)
④容器の重さが差し引かれゼロ表示になる  (0.00g)
<b>⑤計量する</b>  (物質の重さ 5.37g) <br/>※容器の重量は含まない
⑤計量する  (物質の重さ 5.37g)
※容器の重量は含まない

TARE (テア) を使わない方法

<b>①容器を置いてから電源を入れる</b>
①容器を置いてから電源を入れる
<b>②容器の重さは元々差し引かれゼロ表示 </b>  (0.00g)
②容器の重さは元々差し引かれゼロ表示   (0.00g)
<b>③計量する</b>  (物質の重さ 5.37g) <br/>※容器の重量は含まない
③計量する  (物質の重さ 5.37g)
※容器の重量は含まない
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