バリ取り加工 - 仕上げを美しくする
バリとは?
バリ (burr) とは材料を加工するときに生じる素材の残材部分で不要な突起のことです。例えば、プラモデルを作るとき、パーツの連結部分をニッパー切り離すとわずかに突起が残りますが、それをイメージするとわかりやすいと思います。
そして、バリをやすりや工具で除去する工程をバリ取り (deburring、trimming) といいます。
バリ取り
スイーツデコ制作において
ブルーミックスなどの型取り材で型取りした際にできたバリは、カッターやデザインナイフなどで切り取りましょう。
レジン作品の場合は、バリや鋭利な部分ができやすいので特にバリ取りが必要です。バリ取りは爪磨きでもできます。目の粗いやすりから目の細かいやすりへと段階を踏んで磨きましょう。
紙やすりを使用する場合は、目の粗い紙やすり (#100) 、目の細かい紙やすり (#400~1000) の順で磨きます。さらに水研ぎ用ペーパー (#1500) で水をつけながら磨いたり仕上げ磨き用のコンパウンドを専用の布につけて磨いたりニスを塗ったりすることでつやのある仕上がりにすることができます。
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| サンドペーパー目の粗さ | 粗目 | #40~100 | 中目 | #120~240 | 細目 | #280~800 | 極細目 | #1000~ | |
| 粗目 | 中目 | 細目 | 極細目 | サンドペーパー目の粗さ | #40~100 | #120~240 | #280~800 | #1000~ |
このひと手間が作品のクオリティーを上げますよ!