焼き色の付け方 - 基本
道具と絵の具 着色方法薄く何度も重ね付けして焼き色をつけよう!
ドーナツやクッキー、アイスのコーンなどの焼き菓子やパン。それらをよりリアルに美味しそうに見せるには、香ばしさを感じる焼き色に色づけするのがポイントです!
ドーナツ
※ジェリードーナツ (一番奥) の作り方は作家
のん さんの
動画 参照
道具と絵の具
焼き色を付けるための道具にはファンデーション用スポンジ (パフ) やアイシャドウ用チップ、美術用の筆などがあり、用途で使い分けても使いやすいものを使ってもよいのですが、ここではもっともよく使用されるファンデーション用スポンジでの着色方法を紹介します!
絵の具は通常、アクリル絵の具の黄土色 (イエローオーカー) 、茶色 (バーントシェンナ) 、こげ茶 (バーントアンバー) がよく使用され、明るい色から暗い色の順 (1 黄土色 → 2 茶色 → 3 こげ茶) で重ね付けしていきます。このとき、前の色に次の色を足して混ぜた色を重ねていってもよいし、単色で重ねていってもよいです。
一般的なアクリル絵の具は粘度が高いので水で溶いてからでないときれいに着色できませんが、リキテックスのソフトタイプや
パジコのプロスアクリックスのように粘度が低くサラサラした絵の具の場合は水で溶かずそのまま使用することも可能です (下の動画参照) 。ただし、筆や化粧用パフについた余分な絵の具と水分を
ティッシュオフしてから着色する点は、この2つの商品に限らず全ての絵の具に共通です。
着色方法
ここではクッキーを例に焼き色の着色方法を紹介していますが、パンやアイスのコーンなどもやり方は同じです。焼き色は
モチーフの凸部分につけるようにすると自然に仕上がります。
焼き色を塗る方法
日本のスイーツデコ作家
カンカラチケット さんのYouTube動画です。
出処::CANDY COLOR TICKET ex
以下は日本のスイーツデコ作家
永高真寿美 さんの
ブログ exより許可を得て転載しています。
1.黄土色 (イエローオーカー)
1.パフに色をとります2.絵の具をティッシュオフしますパフをティッシュにポンポンポンとたたいていって、余分な水分と絵の具を取り除く
最後の方はスポンジをティッシュに押し付けなければ色が付かないくらいに!
3.焼き色をつけますクッキーの角の部分だけに焼き色を付けていく
※触れただけでは色が付かないのでパフに力を入れて色づけ
表面の外から内側に向けグラデーションになるようトントンたたいていく
※ほとんど色付かない常態のパフで
2.茶色 (バーントシェンナ)
茶色の絵の具に水を含ませ、クッキーの角の部分にだけ薄く重ねづけします3.こげ茶 (バーントアンバー)
こげ茶色の絵の具に水を含ませ、クッキーの角の部分にだけ薄く重ねづけします※こげ茶は付け過ぎると苦い印象になるので注意しよう!4.完成!
こんがりと焼き色が付きました!